いざ面接になると、話す内容ばかりに気持ちが行ってしまいがちです。面接対策として、何を話すかも、もちろん大切なことではありますが、面接は人と人とのコミュニケーションの場でもあるので、会話によってどんな印象を与えるかが大きなカギとなります。普段のお付き合いでも、聞き上手な人は、好印象を与えると言います。面接でも、しっかりと面接官の目を見て話を聞き、はっきりとした口調で返事をすると、たったそれだけで、好印象を与えることが出来ます。他の人と簡単に差をつけられるポイントなので、是非押さえておきたいところです。また、話の内容をきちんと決めていても、アピールしたい気持ちが話を長くしてしまうことがあります。多くを詰め込み過ぎると、面接官は、「結局何が言いたいのか」が分からなくなってしまうので、結論から話すことを前提とするといいでしょう。よく聞かれる「自己PR」や「志望動機」などは特に、結論から始めることで、内容が伝わりやすく、面接官が把握しやすくなります。そして、忘れてはいけないのは、面接企業をリサーチしておくことです。最低でも、会社の理念や、業務成績、従業員数など、基本的な所を押さえておくことが大切です。企業側としても、会社の事を全く知らない人材よりも、会社をより好きでいてくれる人材の方が採用したいと思うはずです。面接官によっては、どれだけ知っているかを尋ねてくる場合もあります。少なくとも企業のHPなどは見ておきたいところです。話す内容ばかりではなく、ちょっとした面接対策を加えて、頭一つ先に行きましょう。